診断実施の声(かものはしプロジェクト)

導入背景・動機・課題

Q.なぜコミュニティキャピタル診断を実施したいと思ったのですか

A.かものはしプロジェクトのミッションは「子どもが売られない社会をつくる」ということです。そのミッションを推進していくために、スタッフやサポーター(会員)、ボランティアの皆さんが集まって活動しています。そこのコミュニティがどういう状態にあるのか、コミュニティキャピタルが「個人のパフォーマンス」や「団体の成果」にどう影響するのか、関わっている人たちは幸せなのか、そういったことについてエビデンスを持って知り、改善案の仮説を考えていきたかった、ということが一番の動機です。


実際に診断を受けてみて/導入に至って

Q.導入にあたっての不安はありましたか?どのように乗り越えましたか?

A.特にサポーター(会員)さんには半年ぐらい前に別のアンケートを取らせていただいているので、アンケートをお願いする頻度が高すぎないか気になりました。そのような状況についても丁寧にご相談に乗っていただき、結果的には総会というリアルな場で行なうことにより、みなさんに負荷の少ないかたちで実施することができました。アンケート自体が3分くらいで終わる簡単なもののため、実施負荷は少なかったです。


取り組み成果・気づき・やってよかったこと

Q.診断を実施してみていかがでしたか?何が良かったですか

A.まずはエビデンスがあることです。コミュニティに関する議論は、しばしば個人の体験に基づいた議論になりがちです。今回の診断によりエビデンスがあって、その上でそれぞれの体験も含めて議論ができるようになりました。何人かで議論をしましたが、ポジション別、活動歴別、因子別などに分析できているため、面白いインサイト(洞察・発見)がたくさん出てきています。今後、横断的に色々な人に集まって頂き、これを肴に話し合いをし、具体的な改善策を検討していきたいと考えています。